「教材に使えるフェアリー作品展」投稿作品

フェアリー作品
06 /04 2017
昨日、「近代将棋図式精選」が届きました!
とても豪華な一冊です!

さて今回はWeb Fairy Paradiseで行われた「教材に使えるフェアリー作品展」に投稿した自作について書きたいと思います。
結果項詳細はWFP5月号にて。

マドラシ③

【マドラシ】
同種駒の敵駒の利きに入ると、利きがなくなる。ただし玉は除く。

【作意手順】
27角、49角、38歩、27桂不成、37歩まで

【担当コメント(一部抜粋)】
氏も普通詰将棋の若手有力作家としてすでに名が通っていると思いますが、一方で私からの執拗なフェアリー勧誘の一番の被害者でもあります笑。今回も無理を言って1作出してもらいました。どうもです。



はい、一番の被害者です(笑)
彼からは会合毎にフェアリー作品を見せてもらってます。フェアリー創作の意欲は彼によってかなりかきたてられました。それでいろいろ挑戦したのですが、なかなか満足いくものは作れないですね。(彼の作品レベルが高すぎて自作が完成してもつまらないものに見えてしまう…)
今回の作品も以前彼に「マドラシで何か作ってみたら?」と言われて作ったものです。しかし面白味がない気がしてボツにしていました。しかしこの企画が行われると聞いて、主旨にピッタリだと思い、投稿を決めました。



さて作品について。
ヒントでお分かりだと思いますが、「先打突歩詰」が狙いです。マドラシを利用すれば不動玉で可能、というのが主張点。
角のマドラシ対を作り、それを解消するために歩を発生させることができるというわけです。

短評も思っていた以上に高評価でした!ありがとうございます!
とくにヒントがよかったみたいです(笑)

またこのような企画があれば参加したいです!
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スマホ詰パラNo.6801と看寿賞作品

スマホ詰パラ投稿作品
06 /02 2017
スマホ詰パラに投稿した作品がTwitter上で思わぬ高評価を受けていた。

No.6801「フラリッシュナイト」
三桂連打連捨

この作品について
「看寿賞作品の副産物か?」
「看寿賞作品とどちらが先にできたのか?」
といったコメントがあったので、今日はその返事も兼ねてブログ書きます。


この「桂馬連打連捨」の始まりは、実は次の作品です。
2014年8月号新人コンクール


詰上がりからの逆算。逆算していったら冒頭の「二桂連打連捨」が入りました。
短評も詰上がりよりも桂馬を連続して打って捨てる手順に集中していました。

この作品を作った後、
「四枚の桂馬を連続して打って連続して捨てたら面白いんじゃないか?」
と思い至り、さっそく作図を開始しました。

はじめに出来た図は覚えていないのですが
「41に玉が居て、連打連捨をして22へ誘導して駒取りが可能になって詰む」
というものでした。これはヒドイ。

そこで作図にあたり、条件をつけました
①連打連捨中に余分な手が入らないこと
②連打連捨すると玉は1路だけ動くこと
③連打連捨後は駒取りなく、余分な手順を踏まずに詰むこと
④桂馬を打つ箇所が極力増えるような作図をすること
⑤盤面枚数は10枚以下に抑えること

③は理論上17手でできますが、とんでもない枚数になるであろうから20手超は良しとしました。
四枚桂馬を打つ意味付けはともかく、四枚桂馬を捨てなくてはならない意味付けが難しい。
桂馬を1枚も残せない状況づくりは困難を極めました…。

そんな中見つけたのが26馬配置。
玉を22に誘導する最中、44桂と打つと44馬と行けなくなり、結果として44桂を消去する必要が生じ、
これを消去するためには立て続けに桂馬を成捨てなくてはならないというわけです。

そうして完成したのが…
2015年3月号短大(半期賞・看寿賞)


駒数も8枚と少なくまとまりました。
桂馬の打つ選択肢もあり、特に3手目43桂とすると、これが邪魔駒となり詰まないようになっています。
趣向後も無駄に長くならずにすみました。
(投稿図では作意は31玉、22成銀までとしていましたが、誌面では11玉、22成銀までとなってしまいました)
半期賞、そして看寿賞をいただけるとは…。

実はこの作品、当初「スマホ詰パラ」に投稿しようかと思っていました。
前例がありそうですし、手順も非常に簡単。本誌向きじゃない気がしたためです。
もしもスマホ詰パラに投稿していたら?
スマホ初の看寿賞作か…もしくは作品の存在すら知られず終わっていたか…


この作品が完成して長い時間が経過。
ある時思った。
「四枚ということにこだわらず桂馬連打連捨を作ったらどこまで簡素に表現できるか?」
そして完成したのがNo.6801です。


この作品は看寿賞作ができた後に作った作品なのです。
そして看寿賞作とは全く別に作った作品なのです。
これはこれでけっこう好きな作品です。

評価していただき、ありがとうございました。

詰備会参加記

会合参加記
05 /05 2017
5月3日、岡山で「詰備会」が行われました。
詰備会は年2回の交流会。今回はその参加記を書こうと思います。

岡山へは高速バスで行きました。
ゴールデンウイークということもあり、高速はかなり混んでいました。

岡山駅で上谷と合流し、そば屋で定食を食べ、いざ会場へ。
参加人数は15名ほど。大盛況でした。

会合では、デパートのプロ棋士特集を解いたり、今月号の自作である小学校25を解いていただいたり、
今年のアマレン杯握り詰作品を鑑賞したりしました。

デパートは、どの作品も素晴らしいですが、特に藤井聡太氏作が注目ですね。
小学校の自作は、皆さん結構悩まれていたようでした。
アマレン杯握り詰は、香車1枚でどのような合駒をどうやってたくさん出すかがポイントになりそうです。
握り詰創作は…大苦戦中です。


そして二次会へ。
二次会で鑑賞した作品が素晴らしかったので、紹介したいと思います。

竹村孔明氏・高谷祥敬氏作 (詰将棋パラダイス 2009/8 高校8)


桂馬の舞が美しい傑作。11手目の龍寄りが盲点。
こんな作品作りたかった!
半期賞を獲るかと思われましたが、次の作品が半期賞を獲りました。

則内誠一郎氏作 (詰将棋パラダイス 2009/8 高校9)


こちらも桂馬がテーマの作品。桂馬が成って元の場所に戻ってくる!
傑作です。


桂馬が戻ってくる作品といえば、こちらが記憶に新しいです。

柳原裕司氏作 (詰将棋パラダイス2014/7 短大3)


合駒で出した桂馬が成って戻ってくる。
大駒も捌ける傑作。
あの辛口解答者もAをつけたそうです。


この会合で、再び創作意欲が高まったように感じます。
いい作品が作れるように頑張ります!

5月号感想

詰パラ感想
05 /02 2017
5月が来た!
ブログ放置しすぎた!

異様に早く届いた5月号。
5月も実習、部活が忙しそうなので、早めに5月号感想を書きたいと思います。


表紙
 この方の作風が十分に発揮された一作。
 リズミカルな手順がいいですね。

小学校
 小学校に初入選です。
 今までに超短編で作ったことあるのは短コンくらいです。
 解図はすらすら進むと思いきや…小24で時間を要しました。

中学校
 期末にしてはスッキリした配置の作品が多い印象。
 どの作品も解くのに苦戦しました。

高校、短大
 まだ解いてません。
 時間があれば解きたいです。

大学
 大15が好きです。

大学院
 選者の言葉「馬ノコ創作法」を読んで、作ってみようかなと思いました。

ちえのわ雑文集
 上位を目指すならやはり合駒。
 今年の駒種は…
 どんな作品が集まるか楽しみです!

チャンピオン戦報告
 採点官として会場に行きました。
 ドラマがあって見てる側もとても楽しかったです。

結果項
 小10、高9、デパ4、デパ5が好み。
 詰備会作品展の自作は誤無解がゼロで嬉しい。

デパート
 プロ棋士特集!
 本当に易しいのだろうか。
 挑戦したいと思います。



明日は詰備会。
ようやく作った名刺が活躍する、はず。

4月号感想

詰パラ感想
04 /12 2017
気づけば4月も半ば。米子は春真っ盛り。
今日は詰パラ4月号の感想を書きたいと思います。

表紙
 思わず手を出したくなる好形。手順もいいですね!

小学校
 全部解きました。小20はどう評価されるか気になります。

中学校
 全部解きました。僕的には中16が好み。
 中17は自作ですが…上谷との合作です。(構想…上谷、構図…山路)
 投稿用紙には合作と明記したのですが、見落とされたのでしょうか。

高校
 高16と高17しか解けていません。他の作品も挑戦したいです。

短大
 短17に自作が入選。「簡素図式に合駒」です。

大学
 初入選特集!
 初入選が大学とはレベルが高い!
 「19枚目の歩」さんはスマホ詰パラで活躍していますね。

大学院
 4人合作!誰がどこを手掛けたのか気になります。

半期賞発表
 大学半期賞を頂きました!
 半期賞3回になっていますが、正しくは2回です。(3回目はいつになるやら…)
 受賞の言葉に引用した二上達也氏作はこちら(↓)です。


 これを上谷から見せてもらったとき、とても感動しました。
 いい作品に触れること、会合すること、って大事ですね。
 自作の受賞作についてはいずれ書きます。

 今期の受賞者はほぼ予想通りでした。
 馬屋原氏作の「手裏剣」が超大好きなのですが…大学院1作受賞は意外でした。

大道棋よもやま話
 この「角問題」はけっこう好きです。

名局ライブラリー
 谷口氏作が紹介されています。
 この作品を初めて見た時の感動・衝撃は忘れられません。

ちえのわ雑文集
 アマレン杯握り詰について書かれています。
某ブログで自分が「角と香があったら普通は飛合を考えるので、自分は角合にしてみた」と言ったと書かれていましたが、補足をすると、作品を面白くするなら、①大駒合を出す、②その大駒でさらに合駒を出す、③大駒を捨てる展開に持っていく、という理想が背景にありました。前年度の課題駒に角と香があったので、飛車中合を最初に考えました。しかし、多くの人は角と香を見たら真っ先に飛車中合を出そうと考えそうなので、僕はあえて角中合が出る作品に挑戦した、というわけです。(実際に、飛車中合を出す作品が数作出されていました)

短編平均点ベスト20
 あれ?武島氏作で「2.89」の作品ありませんでしたか?

結果項
 中2、高4、短4、院1が好みです。

デパート
 ついに出た!
 趣向はわかりましたが…収束への入り方がわかりません。




話は変わりますが、5月3日の「詰備会」に参加予定です。
よろしくお願いします。

Pathfinder

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